スタッフブログ
トップページ > アート・音楽 > 鹿児島演劇見本市2010 〈前編〉

2010.08.15 21:34 更新

鹿児島演劇見本市2010 〈前編〉

 暑い鹿児島の、熱〜い演劇人が勢揃い! 高校、大学の演劇部から、社会人、正統派の演劇集団、お笑いまで、6団体も一挙に見れて、お代はたった700円。
 8月15日、鹿児島市民文化ホールで開かれた、第3回鹿児島演劇フェスティバル「鹿児島演劇見本市2010」の様子を、前編と後編の2回に分けてレポートします。主催は鹿児島演劇協議会(代表理事・仮屋園修太)。

 actors.jpg各団体の持ち時間は30分です♪
 トップを飾るのはアクターズファクトリー鹿児島の「Boy Girl Girl Boy Girl」。
 2001年に開校した市内の芸能スクール、アクターズファクトリー鹿児島(校長・三角清子)のアクターズコース・メンバーによるフレッシュな演技。白い衣裳に身を包み、踊りながら登場! 女子二人のコントの後、一風変わった外国人講師や落ち目のアイドル役などがユニークなコメディが会場の雰囲気をなごませます。エンディングは歌。歌を歌ったのは実はこの団体だけ。いつか見たミュージカルのように、なつかしさやほのぼの感も漂う、さわやかなパフォーマンスでした。

kakou.jpg 2番手は、鹿児島高等学校演劇部による「窒息」(作・演出 谷崎淳子)。
 鹿高演劇部、ご存知の方も多いでしょう。精力的に活動していると聞きます。
 栄養失調で入院した無職の青年が、幼い頃、家出した母親に見舞われるというストーリー。会う度ごとに若返っていく母親に、「マー君は死ぬのよ」と告げられ動揺する青年ですが、主治医から、人間はみんないつか死ぬ、あなたもあと50年くらいしたら死ぬかもしれないと言われ、胸を撫で下ろします。ごく当り前の日常が、するするっとどこかへ滑り落ちそうになる時、見えて来る不思議。脚本の良さはもちろん、抑制の効いた演技が光っていました。物語を通じ、生きていて、大切なのはなんですか? という問いかけがあるようでした。

 前半の最後は、演劇ユニット ノヴァの刺身「みんなでつくろう! ノヴァの刺身の林間学校」。
 2008年に鹿大演劇部出身の岩元恵理、湯田葵の二人によって旗揚げされた演劇ユニット ノヴァの刺身。今回は林間学校と題し観客参加型の舞台を企画しました。オープニングで開校を宣言した校長先生が突如として倒れます。「だっだれか〜!会場にお医者様はおられませんか?看護師さんはいらっしゃいませんか?」演出家の巧みな誘導で登壇する運命となった4人の観客と司会者の内の1人が、クラゲの役をしたり、ブブセラをヒントに手作りしたらしい奇怪な楽器を演奏したりしました。筋書きは夏の夜、海で出会った二人の女の打ち明け話...とにかくハッピーエンドでした(笑)

nova.jpg


★お知らせ★
 今月28日・29日に、市電を貸し切りにしたユニークな公演、演劇ユニット ノヴァの刺身「よだか/父の小銭いれ」が開催されます。詳しくはこちら

イベントカレンダー
昭和らくがき帳
鹿児島の本
みんカル