2010.05.20 00:52 更新
名物にうまいものあり⑦/長崎カステラ放浪記(長崎県)
長崎のみやげとして、真っ先に思いつくものといえば、やはりカステラであろう。ふんわり焼きあがった鮮やかな黄色地に、底を覆うザラメ。しっとりした口当たりと上品な甘さがたまらない。
私事で恐縮なのだが、甘い物大好きの筆者が最も愛するスイーツの一つが、長崎のカステラである。かの地を訪れる時は決まって数本買い求め、至福の時を楽しんでいる。
長崎カステラを商う企業・菓子店は多数あるが、通常"御三家"と言われるのは「福砂屋」「文明堂」「松翁軒」の3社である。同じカステラながら、色合いや風味が若干変わるので、一度に食べ比べしてみるのも面白い。
食べて美味しいカステラであるが、御三家の店舗もそれぞれに個性的だ。江戸商家の風情が漂う福砂屋、黒の重厚な佇まいが目を引く文明堂、ホテルを思わせる洋館風の松翁軒、長崎の観光ついでに、ぶらり見て歩くのも一興である。
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(写真上)"カステラ御三家"のそろい踏み(左から松翁軒、文明堂総本店、福砂屋)。見た目はよく似ているが、味わいは微妙に異なる。他にも多数のメーカーがあり、食べ比べてみるのも楽しい
(写真下) 長崎の街に彩を添える御三家。上から松翁軒、文明堂総本店、福砂屋。福砂屋本店の中にはミニギャラリーも置かれている