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2010.05.10 00:00 更新

GOGOジパング108

破魔聖矢、古都に舞う/下鴨神社のやぶさめ(京都市・京都府)

 

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 「インョオォォォォォォーーーーッ」――勇ましい掛け声と共に、新緑の森を騎馬武者が駆け抜ける。引き絞った弓から放たれる一矢。乾いた音を立てて的が砕けると、固唾を呑んで見守るギャラリーからドッと拍手・歓声が上がる。京都・下鴨神社の名物行事「流鏑馬(やぶさめ)神事」である。

 

 下鴨神社の流鏑馬は、5月半ばに開かれる葵祭の前儀の一つ。ちょうどGWと重なるため(5月3日)、観光客の人気が高い。公家風・武家風の華やかな装束に身を包んだ射手が、境内の森に設けられた500mの馬場を代わる代わる疾駆する。的は3箇所に設けられ、当たれば五穀豊穣・所願成就のご利益があると伝えられている。

 疾走し、激しく揺れる馬上から狙いを定めて射抜くのは、稽古を積んだベテランでも決して容易ではない。それでも中には3発続けて命中させる名人もいて、ひときわ歓声が大きくなる。一陣の薫風と共に武者たちが森を抜ければ、京の都に本格的な夏が訪れる。

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 (写真上)疾駆する馬上から、次々に矢が放たれる。沿道は押し寄せる見物客で立錐の余地もないにぎわいだ。馬を追って、シャッター音のウェーブが続く。

  (写真下)的中! 的板が砕け飛び、見守るギャラリーがドッと沸く。大役を務めた武者たちに、沿道から大きな拍手が送られる。

 

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