2010.05.03 00:48 更新
花つらら、玄海を彩る/唐津城の大フジ(唐津市・佐賀県)
眼下に玄界灘を望む、佐賀県・唐津市の唐津城。湾に突き出した小山に築かれ、東西に浜が広がる眺めは、ちょうど鶴が翼を広げたよう。このため「舞鶴城」とも呼ばれ、天守からの美しい展望は一見の価値がある。
城の見ごろは、GWを迎える初夏。天守台の下に広がる巨大なフジが満開を迎え、大勢の行楽客を引き付ける。
四方30メートルはあろうかという、広大なフジ棚の一面に花房が垂れる様は、シャンデリアさながらの美しさだ。薄紫の花の帯と、城の組み合わせがいい。
潮風を受けながら浜を散策し、甘い香りのフジのシャワーに洗われる。玄界灘の爽やかな午後のひとときが、旅師の心を優しくくすぐった。
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(写真上)唐津城をバックに、大きく広がるフジ棚。視界いっぱいに広がる薄紫は壮観だ
(写真下)高台に立つ城からは、海陸の美景を一度に楽しめる。ちなみに天守は昭和期の造り物。唐津城は元々、天守を持たない城である。