2010.02.28 10:37 更新
土佐海道松林図/土佐くろしお鉄道(高知県)
土佐を訪れたのは2回目だった。第3セクターの「土佐くろしお鉄道」で、高知から奈半利まで往復する。南国でも1月の寒さは厳しいが、暖房と差し込む西日で車内は十分温かい。夜行で九州を出て、一昼夜を列車で送った勘定になるが、今夜は宿で体を伸ばして休めそうだ。安堵感と疲れに列車の鼓動が加わり、ウトウト眠りに引き込まれながら高知駅を目指す。
ふと目を覚ますと、左手には暮れなずむ太平洋が広がっていた。鉄道の名称でもある黒潮の海だ。ちょうど逆行だが、シルエットで浮かぶ海岸線と松林が面白い。フッと頬が緩み、ポケットの携帯を夕陽に向けた。
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(写真上)土佐くろしお鉄道から見る太平洋。冬の一日がもうすぐ終わろうとしている
(写真下)土佐くろしお鉄道の各駅には、高知出身の巨匠・やなせたかし氏作のキャラクターが描かれている。駅ごとに看板を見て回るのも面白い。