2009.05.26 11:57 更新
石州初夏物語/SL「やまぐち」号と津和野盆地(島根県)
「フゥオオオオオーーーッ」――初夏の津和野盆地に、蒸気機関車の力強い汽笛がこだまする。出発から2時間。SL「やまぐち」号の旅も、もうすぐ終わりだ。到着を告げる案内放送が流れ、下車の支度に車内がざわめき始める。
飽きるほど通いつめた石州・津和野だが、SLの窓から眺める町並みは何度見ても新鮮だ。青空の下、水を湛えた棚田の輝きが美しい。稲の若葉が列を成すころ、津和野はゲンジボタルの乱舞を迎える。
yu
(写真上)津和野駅に到着したSL「やまぐち」号
(写真下)初夏の青空の下、田植え前の棚田が輝く