2009.03.23 01:33 更新
名物にうまいものあり①/別府のフグ(大分県)
ズワイガニ・カキ・アンコウなどと並んで、冬の味覚ともてはやされるフグ。本場として下関が有名だが、消費は大阪、養殖は長崎がダントツでトップだ。そして大分県も、フグ食ではよく知られたエリア。かつては別府、最近では臼杵なども名所である。
大分の楽しさは、他県で禁じられているフグ肝を味わえること。猛毒とされる肝をどのように処理しているのか、種類によって使い分けるのか詳細は知らないが、長年の食文化として特例許可されているという。口中に広がる甘みは、一度味わうとなかなか忘れられない。豊後を訪ねるなら体験して損はないだろう。
豊後水道のフグを楽しめる名店の1つが、別府タワー近くの割烹「ふぐ松」。冬に限らず年間を通して注文でき、厚く引いたふぐ刺し、たっぷりと身のついたから揚げ、白子、ちり鍋などフグのフルコースを堪能できる。肝と皮の和え物は絶品で、地元の銘酒「西の関」と実によく合った。
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(写真) ふく刺し、鍋、から揚げ、皮の肝和え...フグの美味を存分に味わえる「ふぐ松」のコース