2009.03.30 17:05 更新
愛の宰相、ここに生まれる/天地人紀行①~南魚沼・六日町(新潟県)
直江兼続を初めて知ったのは小学4年生、TBSの超大作ドラマ「関ケ原」を見たときだった。「家老ながら米沢30万石の大名である」――石坂浩二のナレーションに、強烈な印象を受けたのを今でもよく覚えている。以来、一番好きな歴史の人物だったが、よもや大河ドラマになろうとは想像もしなかった。ともあれこれを機に、一人でも多くの人に兼続を知ってもらえたらと願っている。
兼続と主君・上杉景勝の故郷は、越後の奥地・上越国境に近い南魚沼である。訪れたのはドラマ放送が始まる直前の冬。町には兼続生誕の地をアピールする看板や幟が立ち、青空の下で輝きをみせている。ずらりと並ぶ「愛」の紋に見入りながら、「関ケ原」のワンシーンを思い出して顔がほころんだ。
yu