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2009.02.14 09:00 更新

サッカー+フットサル=∞

僕がサッカーを指導しているチームは伝統的に平均身長が低い...。
大抵のスポーツにおいて体が大きい、強い、ということに越したことはないのだが、殊更鹿児島の少年サッカーにおいては体の大きさはかなり重要なファクターだ。なぜなら、鹿児島の少年サッカーは、少年というカテゴリーにおいても大人と同じ大きさのゴールを使うことがほとんどだからだ。体が大きいと当然足も速く、遠くまでボールが蹴れる。ゴールの上の部分に高ーいボールを蹴り込まれたら、おちびちゃんはまさにお手上げ。結局は強くて早いチームが勝っちゃう...。
でもそれってサッカーの本質って言えるんだろうか?ただ単純にボールを蹴り飛ばして、ダダダーってゴール前に何の秩序もなくなだれ込んでいつの間にか得点しちゃってる。そんなのサッカーじゃない。『百姓一揆』だ。かと言って、僕がどんなにすごい指導ライセンスを取得したとしても、神様でもない限り身長を伸ばすなんて不可能。「小さいから負けたんだ...」なんて言い訳はしたくないし、「大きくなったら見返そう」なんて言えるほど気が長い人間でもない。
じゃあどうすれば...?指導に関わって5〜6年経つが、ずーっと頭から離れない課題だ。そこで考えた。ピッチを広く使うのは中学生になってからでも遅くない。狭いところ、窮屈なところを敢えて攻めていこう。そうすれば百姓一揆に巻き込まれないで済むし、体の小ささもカバーできる。じゃあそういうサッカーを目指すのに必要なもの...絶対的なテクニックと判断のスピードだ。
Gray_82.gif
それなら...!と、いうことで僕は指導にフットサルを取り入れた。練習メニューも一から作り直し、サッカーとの違いを理解してもらおうと努めた。一番重要視したのは、サッカーとは違うけど100%切り離してしまわないこと。サッカーとフットサル、それぞれが相互作用を生み出さないと意味がない。正直今でも試行錯誤の最中だ。白星という点から見ればなかなか成果は派手には出てこない。だけど光明の兆しも見えてきてる。狭いゾーンでの早いパスまわし、1対1の駆け引きの巧さ...。試合中に少しずつではあるが現れてきてる。「よしよし、それでいい。」そう思える場面も増えてきた。何よりの収穫は子どもたちがサッカーとは異なるタイプの楽しさをフットサルに見出したことだ。
「ベンチから見てる僕が楽しめる試合をしておいで」試合のたびにそう心の中で呟いている。
Football is wonderful!!

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